ホロの西洋占星術&カウンセリング

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水瓶座冥王星の20年を予測してみる

こんにちはホロです。

今年は冥王星が15年ぶりに星座移動します。いろいろな占星術師さんも注目されていますよね。

ホロも3回に渡ってブログに書かせてもらいました。

blog.stella-triangle.com

そして、今回2043年までの20年間で私達の仕事や生活にどんな変化があるのか?自分なりにイメージしてみました。

かなり長期の話ですのでホロの妄想もかなりはいってますのでご了承下さい…

 

風の時代のスタート

まずこの先20年が占星術的にどんな位置づけになるのか考えてみましょう。

2020年にこれから約200年続く風の時代が始まりました。大きな流れとしてはその最初の20年と考えることができますね。

実は2020年に本格的な風の時代に入る前に、1981年から「プレ風の時代」が約20年間ありました。なぜプレかというと、その後2000年から約20年間は地の時代に戻ったためです。

この先の本格的な風の時代20年間を考えるときのヒントとして、「プレ風の時代」に何があったのかを振り返ってみましょう。

1980年~2000年はデジタル機器の普及とインターネット黎明期

1981年から2000年の風の時代としての象徴的な出来事は、2つあると思います。

1つ目はパーソナルコンピュータの普及だったのではと思っています。ヒト・モノ・カネと言われた時代に、「情報」の重要性がプラスされ、個人の生活にもパソコンやゲーム機が普及しはじめましたよね。

そして、2つ目はワールドワイドに繋がるツールとしてのインターネットの登場です。プレ風の時代20年間で、これからのデジタル利用の基盤ができていったともいえますね。そして、2000年からの地の時代最後の20年間で、それらが庶民に定着していったということになります。

キーワードはAIによるビジネスの変化

プレ風の時代に起きた出来事をヒントに本格的な風の時代のスタートとなるこの20年でキーワードになるのは何でしょうか?

現状の範囲で考えられるキーワードは、「AIの進化」ではないかと思われます。今後もっとすごいテクノロジーがキーワードになることは十分考えられます。ただ、それもAIの進化がもたらすシンギュラリティではないかなと思っています。

AIは現在でもかなり私達の生活に利用され始めていますが、

  • 今後AIはどうビジネスや生活を変えていくのか?
  • 水瓶座に滞在する冥王星が何をしていくつもりなのか?

ホロの妄想も含めて、20年間を前期、中期、後期に分けて考えてみたいと思います。

水瓶座冥王星:前期

前期はAI黎明期です。先進的な企業が仕事やビジネスにAIを取り入れていきます。よくAIが人の仕事を奪っていくなんて言われますが、奪うより「サポートしてくれる」と考えたほうがいいでしょう。

1人に1AIがコンシェルジュのようについて、AIがやれる仕事を代わりにやってくれるようになるでしょう。例えばクリエーターならハッチングや色塗りなどをやってくれたり、タレントのマネージャはほぼAIがやってくれるようになるかもしれません。

ただし、人が実際に体を使ってやらないといけない仕事や業態は、ロボット技術の安全性が確立しないと実用化までいかないため、前期では難しいと思われます。

そう考えると、労働力は大きく2極化すると思われます。単純作業をAIに任せ、頭を使う仕事をするスーパーホワイトカラー、そしてAIではできない体を使った仕事をいままでどおりするスーパーブルーカラーです。

知の力を持たない人達は、残念ですがスーパーブルーカラーの仕事につくことになります。極端なことを言えば、毎日海老の殻を剥く作業です。剥いたエビはAIチェッカーにチェックされます。上下逆転ですね。水瓶座冥王星がもたらす知の格差です。

水瓶座冥王星:中期

中期はAIロボット技術が進みついに実用化の時代に入ります。特に日本は少子化に加え海外から見た時に魅力のない労働市場なため(最近は若者も海外に出稼ぎに行く状況)、特にスーパーブルーカラーの労働力不足が深刻化するでしょう。

それが逆にAIロボットの開発に拍車をかけ、実用化が推進されていくと思われます。

AIロボットがスーパーブルーカラーの仕事を代わりにやってくれたりサポートしてくれる時代ですね。こうなると労働力不足はある程度解消されますので、スーパーブルーカラーの仕事は減少し、AIロボットをメンテナンスする仕事が増加します。

メンテナンス側にシフトできた人材や企業は生き残れそうです。シフトできない人は、AIロボットが苦手な仕事をするか、多くのAIロボットを部下にチームリーダーをするかになってくるでしょう。また、そういった技術への投資ができる企業とできない企業の格差は顕著になります。

中期は急速にAIロボットが普及することにより、法整備などが追いつかず悪用されるケースも含めて課題満載のまま、ビジネス優先で時代が進んでいきます。それにより置き去りになる人達や企業がたくさん出てきそうです。これも水瓶座冥王星が生み出すデジタルデバイドの1つです。

水瓶座冥王星:後期

後期はAIの発展に伴う負の側面が浮き彫りとなる時代です。AI至上主義の崩壊です。確かにAIの進化で生活やGDPは向上するかもしれませんが、その反面失われているものにフォーカスがあたります。行き過ぎた面を水瓶座冥王星は破壊していきます。

「それはやりすぎだぞ!」と言わんばかりに。

ここで問題になるのは、おそらく人間としての原点回帰なのではないかと思っています。デジタル化や仮想空間でのコミュニケーションが広がり、人とAIとの共存が進む中、人間らしさってなんだっけ?みたいなことです。おそらくそれは、感情や精神に関係したことだと思われます。

そして魚座への移動

魚座冥王星期を前に、感情や気持ちに関して大きく見直されるようなAI関連の負の出来事が起こるでしょう。そして、それを考えない、軽視するようなAI技術は冥王星によって破壊され(淘汰され)残らなくなるでしょう。

冥王星が水瓶座から魚座に移動する時、自分だけでなく社会の人みんなが精神的な豊かさを享受できるようなAIの技術が残されていくのかな?なんて思っています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?ホロの妄想がかなり全面に押し出されたSFストーリーみたいになってしまいましたが、風の時代はいままでのヒト・モノ・カネより情報やつながりを大事にする世界観です。そして冥王星は長期的にいろいろな側面から古い価値観を破壊していく破壊王です。

AIという技術を通して、私達がどう変わっていかなければいけないのか、きちんと考えることが風の時代、知の時代に大切なことなのではないかな…と思っています。