ホロの西洋占星術&カウンセリング

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ちょっとハードな「冥王星祭り」が始まるぞ!

こんにちは。ホロです。

蠍座期も終わり、牡牛座の天王星、水瓶座の土星や木星の影響はだいぶ弱くなってきました。でもホッとしたのもつかぬ間、これから結構長い期間の「冥王星祭り」が始まります。すでに金融系では影響も出始めている感じがします。

ということで、今回はこれから始まる冥王星祭りについてのお話です。

冥王星は圧が強い!

冥王星は占星術的な意味では白黒はっきりしている天体です。グレイな状態=つまり中途半端な状況や妥協案と言ったものを許しません。どちらか一方を取りどちらかを捨てる、そういう選択を迫られます。曖昧なままにしておくと、無理やり現状をぶち壊され、ゼロから始めなさいという強烈な圧をかけてきます。ですので物事の転換期的な時期になりやすいと言えます。

これから冥王星と次々に合が発生する

で、今この冥王星は山羊座の25度付近に滞在しています。とても遠い天体ですので、殆ど動きがありません。

そしてこれからこの冥王星に金星、水星、太陽、火星が順番に同じ山羊座の25度付近を通過していきます。占星術ではこれを、合とかコンジャンクションと呼びます。そして合になるときに冥王星の影響を受けることになります。

世相的にも冥王星的な意味を持った出来事が起きると考えられます。

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2021/12/1のチャート

いつもの年との違いは?

この、冥王星との合は、太陽、水星、金星といった地球より内側の天体は、だいたい年に1回起こります。ただ、今年はちょっといつもの年とは様子が異なります。合の期間が長いのです。オーブ(許容誤差)±5度で考えると以下のとおりです。

①金星は2021/12/1~2022/1/6まで、2022/2/25~3/10までの2回

金星はすでにかなり冥王星に接近しています。そしてこの合の状態で金星が逆行を始めてしまいます。ですので今回は合の期間が長く、冥王星からのプレッシャーを大きく受けることになります。先週から株価が大きく変動していますが、これから本格的に接近すると破壊的な動きになるかもしれません。もちろんその後は反動があると思いますが。

※赤字の期間が漏れていましたので追記しました。

②水星は2021/12/27~2022/1/3(巡行期)、2022/1/27~2/19(逆行期)の2回

水星は一旦冥王星を通り過ぎたあと逆行して戻ってきます

もう、何で戻ってくるかな~水星くん!(怒)

サラッと通り過ぎようと思ったら、冥王星に「おいちょっと待て!」と言われて長々と説教を食らっているかのようです。この太陽水瓶座期の逆行はかなりのインパクトがありそうです。影響が出るのは水星管轄の外交、交渉事、取引、商売、交通、通信といった分野でしょうか?いつもの水星逆行期間とはレベチです。

ちょうど冬期の北京五輪と重なりますね。

③太陽は2022/1/12~1/22

太陽は逆行がありませんので例年と同じ期間です(10日間ほど)

④火星は2022/2/24~3/10

そして最後に合が来るのが火星です。火星は地球より外側ですので毎年冥王星と合が発生するわけではありません。そして、いや~なのが前回この冥王星との合が発生した時期です。前回は2020年3月下旬でした。そうです、世界的にコロナショックが起こった時ですね。前回とは他の天体の位置も違うので同じことが起こるわけではありませんが、火星の管轄である人や物の動きに影響が出るでしょう。いろいろな面での争い事(国家間、内紛、個人間など)も注意が必要です。

まとめ

12月から来年の3月末ぐらいまで(今年度いっぱいくらい)冥王星に対して、金星→水星→太陽→水星(逆行)→火星と連続して通過していきます。

冥王星はインパクトがでかい天体ですので、冬至図の解釈にはこのあたりを踏まえて読んでいきたいと思います。