こんにちは、ホロです。
先日悲しいお知らせがありました。黒崎真音さんが持病の悪化のため亡くなられたと…
2021年一度倒れてから復帰し、元気に音楽劇やライブをされていたので、突然の悲報を受け入れられるはずもなく、しばらくは何も手につかない状況でした。
真音さんは2020年から神田沙也加さんと「ALICes」(アリセス)というユニットで活動されていましたが、2021年にはその沙也加さんが他界、そして今度は真音さんが他界してしまい事実上解散となってしまいました。
今年の1月には復帰後初のバースデーライブも実施し、ホロもライブに行って楽しんできたのに…もうあの歌声を生で聴けないと思うと…無念です。
今回はお二人の活動の軌跡を振り返りながら、自分なりに占星術を切り口に考察し気持ちも整理できたらと考えてまとめることにしました。
ALICesの結成時のホロスコープ
ALICesは、2020年9月22日、黒崎真音さんのデビュー10周年記念配信ライブの最後に発表されました。ALICesの語源はアリスの複数形=アリスが2人という意味で名付けられました。
以前からお二人はアニソンシンガーとして活動する中でフェスでコラボしたり「DEAD or LIE」という楽曲を出したこともあり、ALICes結成はアニソン界でもちょっとした衝撃的な発表となりました。
結成の時間をいつにするのか?これは発表のあった時刻にしています。おおよそですが、21時30分頃だったと記憶しています。
この時刻で結成時のチャートを作ってみて、妥当かどうかの検証を行いました。
- ASCが双子座→ALICesは「双子のアリス」Twinsということでした。
- MCが水瓶座→コロナ禍だったので配信メインでの活動でした。
- 10Hに海王星→癒し系、女性らしさ、百合っぽさが売りでした
- 11Hに火星→上下関係のない活動。どちらがリーダーとかなく活動していました。
- 太陽が4H→家での活動が中心(コロナ禍で実ライブはできない)
以上からこのチャートのレクティファイはラジカルであると仮定し、進めていきたいと思います。
※ASCの度数はプラスマイナス5度程度の誤差があると考えてください。
結成時のチャートはとてもハード
では結成時のチャートを読んでみたいと思います。
※この解釈は西洋占星術をベースに行ってはいますが、解釈の1つと考えてください。
特徴的なのは、非常にタイトなTスクエアとヨッドがあることです。
①土星・冥王星を頂点とした水星(チャートルーラー)、火星のTスクエア
・火星、水星がオポジション
→意見の食い違いや活動の方向性で対立や葛藤が起こりやすい。ただうまく出れば活発な議論ができますが…
・冥王星・土星と火星がスクエア
→活動が破壊される宿命を背負っている。ただし、うまく出れば追い込まれることで真価を発揮する配置でもあります。
チャートルーラーの水星が冥王星・土星とスクエア
→ユニットの解散の危機がある配置です。
②8ハウスルーラー(土星)が冥王星と合
→相方を失う可能性=解散?
③金星を頂点とした海王星、木星・冥王星のヨッド
→もっともっと2人で活動して夢や理想を追求したいけどできない状況、夢がかなわない。
④太陽と土星がトライン、水星もMCとトライン、火星もMCとセキスタイル
→活動は地道ではありますが成果を残せそうですね。
以上の通り、活動自体にいろいろな障害があるチャートになっています。コロナ禍で実際に活動できない制限があったり、お互いの活動がある中での活動でしたのでやむを得ないとは思っていましたし、期間限定のユニットだろうな、とも思っていましたので、いつかは解散するだろうなということで、気にしてはいなかったのですが…(特に沙也加さんは舞台やミュージカルの出演が多かったので)
まさかそれが最悪の事態になるとは夢にも思いませんでした。
黒崎真音さんが倒れたときのホロスコープ
まず最初の災難は、真音さんが自分の活動中に倒れてしまったことです。
2021年9月18日20時ごろ、真音さんは自身の11周年の配信ライブをしている最中に倒れました。
ホロも配信ライブを見ていましたが、突然画面からいなくなったので、なにかの演出かと勘違いしてしまいました。数分後には「配信ライブを中止します」とアナウンスが有り、翌日、事務所の発表では硬膜外血腫で緊急手術(開頭手術)をした、復帰には数ヶ月かかるというものでした。
その時のチャートは以下のとおりです。
※色は図中のマーカー色を表します。
- 黄:T冥王星がチャートルーラーの水星にオーブ0度のスクエア
- 黄:T冥王星が火星(身体を示す)とオーブ2度のスクエア
- 黄:T冥王星が8ハウス(相方)のルーラー(土星)とオーブ1度の合
- 緑:T火星が太陽とオーブ3度の合(トリガー?)
ALICesは元々厳しいチャートを持っていますが、それがさらにオーブ(アスペクトの誤差)がタイトな方向に向かっています。
- 青:T天王星が金星とスクエア(オーブ4度)
- 青緑:T天王星が太陽とセスキスクエア(オーブ0度)
- ピンク:T土星がMCのルーラー(天王星)とスクエア(オーブ3度)
今後の活動に関して予期せぬ変更や望まない方向転換、制限が出ることがわかります。
結果手術は成功し、真音さんは後遺症もなく復帰することができます。脳の手術をすると何らかの麻痺や障害がでるのですが、後遺症が出なかったのは奇跡的だったと思います。
ホロも知り合いで2人開頭手術をした方がいますが、何らかの後遺症が残っていますし、リハビリも1年ぐらいされていました。それでも前の状況には戻っていません。
この時は、ほんと助かってよかったという思いでした。
しかし、この後まさか沙也加さんにあんなことが起こるなんて…
VOL2では、沙也加さんの亡くなった時のチャート、ALICes活動休止発表時のチャート、そして真音さんが亡くなった時のチャートについて見てみたいと思います。