こんにちは、ホロです。
2021年もあとわずか。日本は新型コロナも落ち着いており、国内はだいぶ日常が取り戻されつつある感じです。ただ、海外との関係は未だに制限が大きく、とても海外旅行に行くような状況ではありませんね。
今回の冬至図を見てみると、日本国内で、国民から見て、とても大切な物事に何かありそうな感じがするチャートです。日本沈没はしないでしょうけど…
今年の冬至図の特徴は?
今年の冬至は12/22 1:00頃です。冬至図は冬至から春分までの世相を反映していると言われています。
今回のチャートの特徴は、今年の夏至図とよく似ている点です。
似ている点はアセンダントが同じ天秤座で、チャートルーラーの金星が冥王星とハードなアスペクトをとっている点です。夏至図では金星と冥王星は対立の位置に、今回は合(くっついている)になっています。
冥王星はリセットの星と言われており、現状をゼロリセットして新たなしくみを作る役割を持っています。冥王星からみるとゼロリセットする理由があるのです。それは、古くなって修理ができなくなるとか、長く同じ権力の下で組織が硬直するとか、システムの基盤がもうアップデートに耐えられないようなスパゲッティ状態になっているからです。
夏至図ではチャートルーラーが政権や国のリーダーを示す10ハウスにいました。そして菅政権の継続を冥王星は許しませんでしたね。冬至図のチャートルーラーは国土や天候、国の基盤を示す4ハウスにいます。ということは、自然災害とか古くなった慣習や物事が継続されずにリセットされるような出来事があるかもしれません。
ただ、そのリセットの仕方が対立の位置にあった夏とは違って、今回は崩壊させるようなリセットではなく、冥王星っぽさ=裏にあったものを暴露するとか、逆に表にあるものを隠蔽する、消し去ると言った形になるのでは?と思っています。
これは日本に限らず全世界的にそうなります。闇の世界のお金関連が明るみになる(贈収賄的な)こともあるでしょう。また、金星は女性的な天体です。特に女性をターゲットに表の世界から闇の世界に葬られる的なこと=中国の女子テニス選手のように女性が表舞台からいなくなるような出来事がまたあるかもしれません。
そして、もう1つの特徴は、月が天頂にいて、チャートルーラーの金星、そして冥王星とオポジション(対立)している点です。チャートルーラーと月がアスペクトをとっている点は夏至図と大きく違う点です。つまり夏至図では政権が崩壊したといっても国民に直接影響があったわけではありませんが、今回は冥王星による崩壊的なことが国民に直接影響するということです。
月はその他にも多くの天体とアスペクトを形成しており、今回のチャートは夏至図と同様、月=国民にインパクトが有る事柄が多いと言えそうです。
新型コロナの影響はどうなる?
今回のチャートで海王星が微妙な位置にいます。ちょうど6ハウスの切れ目にあたるのですが、プレシーダス式だとぎりぎり5ハウス、コッホ式だと6ハウスになるのです。
海王星は感染症の流行と関係があると占星術の世界では言われています。
夏至図では海王星が国民の健康を表す6ハウスにいて太陽と凶角だったこともあり、デルタ株大流行となってしまいました。ただ、今回はもし海王星が6ハウスだとしても、月といい角度を形成しているのと、カイロンも6ハウスにいるので大きな心配はないのではと楽観視しています。
ちなみに韓国の冬至図では、海王星は6H ですね。かなり厳しい対策になるのでは?
※占いとは関係ありませんが、日本は欧米と比べるとワクチン接種の時期が数ヶ月ずれている(遅れた)点、接種率が欧米に比べて高い点から、オミクロンが入ってきても欧米ほど爆発的な感染は起こらないのでは(まだ日本として集団免疫が欧米より高い)と個人的には思っています。
政治の状況はどうなる?
今回のチャートでポイントになると言った月は、天体的には国民を示しますが、同時に10ハウスのルーラーでもあるため、実は政権も国民も運命共同体になります。
その月は金星、冥王星と対立の位置、そして太陽、木星とインコンジャンクトという厄介なアスペクトをとり、占星術ではこれをヨッドと呼んでいます(緑の線のクリスマスツリーみたいな形のアスペクトです)
月・金星(チャートルーラー)・冥王星の関係は、先程言ったとおり国民や政権に直接影響のあるゼロクリア的な出来事を暗示します。
そして月・太陽・木星のヨッドは、国民のニーズを政権がわかっていなくて、とんちんかんな政策をすることの暗示です。すでに現れているように、コロナ関連の支援や給付金とか五輪外交とかなんでしょう。「そんなことやってほしくないんだよ!」って言いたくなるようなちぐはぐさでしょうか?
経済は?
2ハウスに火星がいて、ハウスルーラーの冥王星は金星と合、月と対立ですね。もうバラマキまくりです。じゃぶじゃぶの予算かな?後が心配です。
株や債券は相変わらずの乱高下です。また大型の倒産があるかもしれません。
気象や災害はどう?
冬至図でも春分図や夏至図と同様、4ハウスに冥王星と土星がいます。アスペクトも良くないので、天変地異はどうしても頭をよぎります。警戒すべきは、大雪による被害、土砂崩れ、地震、噴火などでしょうか?
海外の状況はどう?
海外を示す9ハウスには天体はいませんが、ハウスルーラーの水星は天王星といい角度になっています。いい意味での変化があるということです。世界各地の火種とか争い事がいい方向に向かいそうです。あと、天王星はレジャーやスポーツを示す5ハウスのルーラーですので、メディアを通じて北京オリンピックを楽しめそうですね。
レジャーやエンタメは?
5ハウスに木星がいますし、5ハウスのルーラーは水星といい角度です。ただし、土星の制限を受けていますし、木星がヨッドを形成しているので、政府のGoToとかの恩恵はなさそうに感じますが、以前と比べればかなり旅行やレジャーもエンタメも楽しめるようにはなってきそうです。また、水星(メディア)を通して北京オリンピックは楽しめそうですし、日本選手の活躍もかなり期待できそうです。
まとめ
今回冬至図で向こう3ヶ月間の世相を占ってみました。いったい国民に直接影響が出そうなゼロクリア的な出来事って何なのでしょうか?
この3ヶ月は、前にブログでも書きましたが「冥王星祭り」の時期と重なります。
特に金星とは長期間の合がありますし、水星も逆行しながら長い間合になります。そして最後のダメ押しが火星と合です。冥王星の圧力が金融市場や女性関連(金星関連)かもしれませんし、交通・輸送・通信関連(水星関連)かもしれませんし、山火事や火山の噴火(火星関連)かもしれません。
なにもなくてよかったね!になるのが一番いいのですが。