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2022年春分図を見てみる~フェイクニュースには気をつけよう~

こんにちは、ホロです。

冬至以降結構ヘビーな出来事が多かったですね。トンガの噴火、ウクライナ侵攻、オミクロン蔓延、株価暴落、そしてデカい地震…

春分以降は一体どうなるのでしょうか?ということで、春分図を読んでいきたいと思います。

今年の春分図の特徴は?

今年の春分は3/21 0:35頃です。春分図は春分から来年の春分までの世相を反映していると言われていますが、ここでは夏至までの世相と考えて占ってみましょう。

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2022年春分図

 

まず今年の特徴を見てみると、ASCが射手座なのでチャートルーラーは木星です。太陽も木星も両方3ハウスにいますので、向こう3ヶ月間の日本の注目すべきポイントは3ハウスに関係したことになります。つまり、通信、交通、貿易、情報、教育といった分野と近距離の移動に関することですね。この3ハウスには水星、木星、海王星も入っています。水星は3ハウスが自分の家のようなものです。そして、拡大を表す木星と海王星が一緒にいるということは、人、モノ、情報の動きが活発になるということです。

活発になるのはウェルカムなんですが、木星と海王星がいるので、まるで霧の中を猛スピードで走っているみたいな事になりかねません。特に注意なのは、間違った情報やフェイクニュースなどが氾濫したり、コンピュータウイルスが拡散したり、政府の方針がころころ変わったりで国民が情報に振り回されて右往左往する事です。

そして2つ目の特徴は、火星、金星、土星、冥王星がいる2ハウス。そして天王星との関係がよくありません。引き続いてお金や財政、株式、家計に関することはかなりの変化や問題が出てくると考えられますね。

最後に、ちと専門的な話ですが、今回金星と天王星のスクエアはミューチャルレセプションの関係です。ですので、金星に対しては天王星はおとなしくしているだろうと思われます。今回この関係は体勢に大きく影響しない方向で考えます。

では、それぞれのテーマごとに深堀りしていきましょう。

新型コロナの影響はどうなる?

6ハウスの状態を見ると天体はいませんが、6ハウスルーラーの金星は火星とくっついてますので、感染者数は急激に増える時期があるかもしれません。また、海王星がASCにちょっかいを出していますので油断はできませんね。

さらに6ハウスは、警察や自衛隊も関係しているハウスなので、国防に関する脅威が増すというようにも読めますね。そうなると、北朝鮮の脅威なのかなと思います。

政治の状況はどうなる?

太陽と月は足並みがそろっておらず、相変わらず政府と国民の間はギクシャクしてますね。やることなすことタイミングが悪かったり的外れな政策だったりで、支持率は上がりそうにありません。そして10ハウスルーラーである金星は火星とくっついてるので、政権運営でかなりのトラブル勃発かも?政権が揺らぐようなホットは事も起きかねない配置です。それが自民党内のドタバタなのか野党からの突き上げなのかわかりませんが…

ちなみに、参議院選挙は7/10で夏至の後なので、春分図では読めません。夏至図をちょっと見てみた所、やはり政界再編が起こりそうな雰囲気です。

経済は?

2ハウスも8ハウスもよくありません。現在もかなり株価暴落、物価上昇の傾向ですが、とても収まる気配はありませんね。土星もいますので、所得は増えないし、とても景気が良くなるようにも思えません。債権や年金運用も問題が出そうです。

気象や災害はどう?

ASCは射手座なので全体的に暖かめでしょう。そしてチャートルーラーの木星は海王星とかなり接近。雨も多そうです。梅雨が長いのかもしれません。

また、4ハウスルーラーの火星は天王星とはよくない関係です。すごく暑かったり寒かったりとか突風、竜巻といった天気の急変に注意です。でも金星とはいい関係なので、豊作でしょうか?

地震については、牡牛座期はちょっと揺れそうです。

レジャーやエンタメは?

今回は3ハウスが日本のメインテーマということで、国内旅行はめちゃホットになりそうです。さらにレジャーに関係する5ハウスのルーラーの金星は火星といい関係です。春休み、GW、GoToキャンペーンもやるようなら堰を切ったように人が動きそうです。5ハウスに天王星がいますが、金星とはミューチャルレセプションなので、おとなしくしていてくれそうです。ホロもいい加減にライブで暴れたい気分ですww

海外旅行の方は、まだまだ観光で行くのは難しそうです。特定の国だけ行けるようになるかもしれませんが…

まとめ

春分図を元に春分から夏至までの世相を占ってみました。経済面は物価高と市場の乱高下によって、年金の運用や債権まで影響が出そうですし円安も進むでしょう。

一方、国内旅行はかなりの動きが出そうです。でも政府の政策に左右されそうですので、そちらは期待せず、行ける時に行ったほうが良いのではと思います。

ただ、国民を表す月は、人のマインドを表す12ハウスのルーラーの冥王星から圧を受けています。無意識的にまだコロナに怯えて行動を制限する傾向は続きます。様子見の人もかなりの数いそうですね。

最後に、この期間、いろいろ間違った情報が出回る可能性があります。情報ソースをきちんと確認すること、間違っても拡散しないことが重要です。選挙もありますし、政治家の政策や言葉にも十分な注意と見極めが必要になると思います。

余談(ハウスシステムの話)

今回はハウスシステムをコッホにしています。理由は簡単で、自分のネイタルチャートを改めて見直したところ、コッホのほうがしっくりくるのでそうしたということです。今後も基本的にハウスシステムはコッホで考えようかと思っています。
※今回、コッホとプラシーダスでは、3、9H、6,12Hのカスプのサインが変わってきます。天体のハウスは一緒です。ちなみにレギオモンタヌスでは、プラシーダスとカスプのサインが一緒でした。