こんにちは、ホロです。
今年は太陽から遠い天体の星座移動が多い年です。その中でも私達の生活に直接影響が出やすい天体として、木星と土星があります。
木星は5月に牡羊座から牡牛座に移動します。そして土星は3月に約2年半いた水瓶座から魚座に移動します。今回は土星にフォーカスし、魚座への移動がどんな意味があるのか考えてみたいと思います。
2023年の土星の動きは?
現在(2023/1)土星は水瓶座の24度あたりにいます。そして2023/3/8に魚座に入ります。遠くの天体は逆行してまた前の星座に戻ることがありますが、今回の土星はもう水瓶座に戻ることはありません。
そして、入った先の魚座には、魚座の守護星である海王星がいて、
「土星さんようこそ!」
と優しく歓迎してくれる感じでしょうか?
元々お固い土星ですが、魚座にいる期間は少し寛容さが出そうな気がします。
土星のお仕事はルール作りと規制
土星の性質はお固いところです。とにかくルールには厳しく、法律、モラルを守らない人や状況を許しません。努力せずにとりあえずなんとかしようとかすると、厳しく説教します。
土星にとってルールや法律がない世界は気持ち悪いわけで、そういった世界のルール作りをしようとする動きを歓迎します。例えば、今まで作った法律では適応しきれない事案、テクノロジーの進歩によって新たにルール作りや規制が必要になることに対して、きっちりルールを作ろうね!という動きを支援します。
水瓶座の土星がしたお仕事は?
そう考えた時に土星が水瓶座でしたお仕事は大きく2つでしょうか?
1つ目は、本来持っている水瓶座の「自由や個性を優先する考え方を制限したこと」です。これはコロナによる行動制限が最も当てはまりますね。コロナ禍で個人の自由や個々の考えを尊重して行動しようという価値観は制限されてしまいました。これはある意味仕方のない対応、土星からしてみれば当然のやるべき措置だったのですね。
これによって対面でのコミュニケーションは制限され、人と人との繋がりも制限されました。大学に入学しても学生同士で会えない、成人式もできない、卒業旅行も行けないなどもそうでした。
そして、社会のコミュニケーションのあり方が大きく変わりましたね。そうです。
テレワークとかオンライン授業の普及です。コロナ禍でネットワークを活用したコミュニケーション手段の基盤が確立しました。これも土星がする社会システムの構築=基盤づくりの1つだったのだと思っています。ワーケーションとかサテライトオフィスなんかもそれですね。
そしてマスクによるコミュニケーションです。私たちは対面でコミュニケーションする際、顔の表情などで相手の感情を汲み取ることができますが、マスクをする(される)ことでそれができにくくなりましたよね。
そう、水瓶座のコミュニケーションは、察するとかではありません。きちんと相手に正しく伝えるコミュニケーションです。我々はこの2年でそれらを身につける環境を与えられた、ということでしょう。
さらに言えば、マスクをすることで相手の容姿を確認できにくくなりました。それは、見た目で判断しない(できない)環境での人間関係のあり方を学ばせられているともいえますね。
水瓶座は容姿で相手を判断することを重要視しません。「人として」どうなのかが判断基準となります。土星さんはこの期間に、単なる外見で判断しないこと、そういった偏見や差別をしないことの大切さをわからせたかったのではないでしょうか?
世界の中でいつまでもマスクをしている日本は、察する文化や外見で判断する面がなかなか変えられないのでトレーニング期間を長くさせられているのかもしれませんね。
2つ目は「ネットの誹謗中傷に対するルール作りをしたこと」かなと思っています。SNSは今まで対面でしか繋がることのできなかった世界を大きく変えました。ただ、それによる弊害=ネットでの誹謗中傷や晒し、SNSを利用した詐欺、マッチング、闇バイトなど、そしてそれをする個人を特定することの難しさ、被害者のプライバシー保護など、法律が十分機能していない部分も多く出てきました。そのへんのルールづくり(改訂)は進んだのかなと思います。
まとめると…
水瓶座は自由と個性を重んじます。土星が滞在したことで、
「あまりにも自由だったネットやバーチャルの世界をルール化し、とはいえ縛られない世界も大事ということで、場所に依存しない働き方や相手を外見で判断しないで、人として接する環境を提供した」
というところが水瓶座土星さんの成果でしょうか?
その他には、宇宙へのアプローチが夢ではなく現実になってきたことも水瓶座土星さんの成果かもしれません。NFTでメタバースの土地を買うなんていうのも、らしいかもですね(笑)
魚座の土星は何をするのか?
では、土星が魚座に入るとどんな変化が出るのでしょうか?
魚座は何を重んじるのかといえば、「線を引かないこと」という意味では水瓶座と似ていますが、決定的に違うのは、気持ち、共感、夢やイメージを重んじるという点です。
となると魚座土星のお仕事は、あまりにも気持ちに寄り添いすぎる(依存しずぎる)事に対して制限、ルールを設けることと、気持ちを大切にする価値観をわからせるような環境を提供することかなと思っています。
ちょっと心配なのは、メンタルをやられる人が多くなるかもしれないことです。自殺者も増加傾向になり、対策が講じられるかもしれません。
以下とりとめもなく挙げてみます。
・制限されそうなこと
- 社会的モラルに反する勧誘や詐欺の制限(宗教やスピ系)
- 薬、麻薬、酒などの依存(中毒)に対するルールと対策の強化
- にわかカウンセリングに対する規制や制限
- 善意をビジネスにすることに対する規制や制限
・重要性の認識が高まること
- 人間関係や外交による、より平和的な解決方法の重要性
- ボランティア活動への意識が高まる、ボラ休暇の定着
- 自殺防止のためのセーフティネットの強化
- カウンセリング体制の普及・義務化(学校や企業)
- 海洋や深海へのアプローチ
- 夢のある仕事、夢を現実にする仕事が人気(アニメ、漫画など)
重要性が高まることに対して行き過ぎれば制限やルールが作られると思えばいいですね。
まとめ
土星が魚座に移動することで世の中がどう変わるのかを考察してみました。
気持ちを扱う仕事はなかなかルール化するのが難しい分野です。例えば、占い師といえばやはり怪しいというイメージがありますし…
公的資格などができればいいのですが難しい世界ではあります。魚座の土星さんがインチキ占い師が居なくなる方向に働いてくれるといいのですが…