こんにちは。ホロです。
5月は家事都合でいろいろ慣れない事を多くやって疲れましたが、6月に入って少し平常運転に戻ってきました。ブログも新型コロナばっかり書いていて、自分でも病んでるのか?と思うほどでした。
コロナの事は別に書くとして、今日は元に戻って星の話です。
ホロスコープは、あなたの生まれたときの星の位置を表しています。太陽の位置だけでなく月や水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星すべてです。
これらの星はぐるぐる回ってますので、それぞれの周期で1周します。太陽だと約1年、月だと約28日などです。
生まれた時の位置に戻ってくることを西洋占星術の世界では、「◯◯リターン」と呼んでいます。
特に遠い星は周期が長いので、1周するのにものすごく時間がかかります。木星(ジュピター)の場合、ジュピターリターンは約12年、土星(サターン)の場合、サターンリターンは約29年、天王星になるとなんと約84年かかります。
それより遠い星は、生きているうちにリターンすることはありません。
そして、惑星がリターンしてきた時、なにかが起こるのです。また、半分の時ハーフリターンとも言いますが、その時にもいろいろ影響があると言われています。
リターン時期はこんな感じ
土星より遠い星のリターンの時期をまとめました。
14歳頃:土星ハーフリターン
29歳頃:土星最初のサターンリターン
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42歳頃:天王星ハーフリターン
43歳頃:土星ハーフリターン
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58歳頃:土星2度めのサターンリターン
72歳頃:土星ハーフリターン
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82歳頃:海王星ハーフリターン
84歳頃:天王星最初のリターン
87歳頃:土星3度めのサターンリターン
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どうでしょう。皆さんこの時期に何か大きな変化や人生の節目の出来事がありませんでしたか?
例えば、引っ越し、結婚、出産、離婚、転勤、転職、昇進、転機、起業、倒産、健康上の問題、入院、手術、金銭的な問題、親との別れ、パートナーとの別れ、遺産相続などなど
どういったことに変化が出るのかはそれぞれのホロスコープによるところなのですが、生活が変わることが多いと言われています。
そして、その変化はいい場合もありますし、悪い場合もあります。変化によって良くなるか悪くなるかはその方の生まれた時のホロスコープによりますし、前向きか悲観的かといった考え方の傾向にもよります。
注意が必要な40代の惑星リターン
42~43歳頃に天王星のハーフリターンと土星のハーフリターンがほぼ同じ時期に訪れます。ここは結構注意が必要な時期です。昔から言われている厄年とも一致してますね。ハーフリターンは緊張感が続く時期です。今までの生活の見直しが必要な時期、星が見直せ!と言ってくる時期です。
この時期にいままでの人生を振り返って見ることが必要です。安定期にあった状態をあえて自ら変化させ、ブラッシュアップすることが必要です。
それができるといいのですが、この年になると、大体の人は自分から変わることをしませんので、強制執行的な洗礼を受けることがあります。それは仕事かもしれませんし、私生活かもしれませんし、不摂生さのツケなのかもしれません。そして否応にでも変化にさらされることもあります。
晩年に来る80代の惑星リターン
80歳を超えると海王星ハーフリターン、初の天王星のリターン、3度めのサターンリターンがやってきます。ここはもう現世でどうのこうのという変化ではないでしょう。
海王星はすべてを曖昧にし、時間も空間も超えた認識の世界へ導きます。
天王星は現世からあの世への変化になるかもしれませんね。ある意味煩悩を捨てて別の価値観への変容とでも言うのかもしれません。
まとめ
西洋占星術でのポイントになる時期について紹介しました。これは世代的に誰もが訪れるものと言われていますので、これらの時期を意識することで、変化への準備ができたり、変化に柔軟に対応する心構えができるかと思います。闇雲に抗って洗礼を受けることを回避できるかもしれません。これらの時期を意識すれば、星を味方にし逆に上手に使うこともできるのです。
ホロは29歳ぐらいの時は家を買うことになりました。多額のローンを背負って社会的に頑張るしか無いと腹をくくった時期だったでしょうか?
42~43歳ぐらいのときは父を亡くしました。家族や残された母のことなどいろいろ生活が変わっていく感じを受けました。
こういった変化は誰にでも来ることだと思います。それを受け止めて次に繋げていけるか考えさせられるいい時期だと思えばいいのではないかと思います。