予測より経路不明感染者数が減ってこない
こんばんは、ホロです。家事都合でだいぶ更新が空いてしまいました。
前回のブログはこちら。
GWの自粛により、都内の経路不明感染者数はかなり少なくはなってきています。ただ、4月末にホロが予測した人数と比較すると、思ったより収束がゆっくりになっています。予測では今週(5/11週)はもう3人以下になっている状態なのですが、実際には昨日やっと4人になった状況です。
ホロの予測モデルの評価
国から収束の目安として、人口10万人あたり新規感染者数0.5人という数字が提示されました。東京都に当てはめると1週間に70人の新規感染者数=日平均にすると約10人となります。
ホロは一貫して経路不明感染者数での予測を行っていますが、新規感染者数の50~60%が経路不明と考えれば、ホロが収束の条件として前回のブログで考えた5人未満という数字とほぼ同じで、今までのモデルがそんなにずれていないことが分かりました。
余談:東京都の報告がでたらめだった
今週になって東京都の感染者数の報告に重複や漏れがあったと発表されました。これは大変なことです。小池都知事は今まで間違った数字を元に判断と決定を実施していたことになります。自分のように内部事情(内部情報)がわからない中で、データを元に分析や予測をする者にとっては最悪で、今後も相当な誤差、ノイズは混じっていることを前提にする必要が出てきてしまいました。残念です。
特に5月2日、3日の報告数はおかしく感じます。内部事情はわかりませんが、前週が少なすぎるので報告が遅れた可能性がありそうです。
今後の予測のポイントは?
この緊急事態宣言の中で私達も色々学んできています。何が本当に危ないのか?それを元に注意すべきところは引き続き注意する、ここは少しテキトーでも大丈夫そうだぞというところは手を抜くという事ができれば、気分的には楽になります。
うまく付き合っていくためにはそれが重要だと考えます。
とはいえ、いまだ手探りの状態には間違いありません。ここからはやりながら試行錯誤して答えを見つけていいくフェーズになるでしょう。
そして、怖いのは、個々人の中で「これは大丈夫」、「これは危ない」の基準が勝手に出来上がりつつあるということです。
今後の推移はどうなるの?
今後の予測としては、東京都は緊急事態宣言は継続しているものの、行動変容しなくても大丈夫そうだという誤った考え方の人が増えると考えており、思ったより感染者は収束していかないのではと考えています。それを踏まえたホロの予測はこれです。
結局5月末に向けてじわじわ感染者が増加していきそうなので、緊急事態宣言は解除できないと考えます。
もし途中で、前倒しで解除してしまった場合の予測はこれです。
いままでの努力がすべてパーになってやり直しとなりそうです。
じゃどうすりゃいいの?
長期戦を覚悟の上、なるべく緩めるためには、企業活動のメリハリをつけることではないかと思っています。ズバリそれは、週休3日にすることを提案します。
休みにする日は水曜日です。休みの日は引き続き外出は自粛です。
そうした場合、こんな結果が出ました。
ある程度の感染者は出ますが、徐々に増えることはなく、経路不明感染者数が10~20人で推移します。今回の緊急事態宣言で感染者数が減ってきたのはGWがあったからだと思っています。GWがなかったら、おそらく今の対策では減ってこなかったのではと思っています。 逆に言えば、今の平日を変えなければ収束はないと考えています。
週休3日にして、残りの日に頑張って働く。これがホロの提案です。