こんにちは。ホロです。今日から東京都はステップ3に移行しました。なんとなく収束に向かっているように感じられます。今回は、今までの予測の振り返りと今後の予測(6月末まで)をしてみたいと思います。
6月10日までの予測と結果
5月14日にホロが予測した値(折れ線)と6月10日までの実績(棒)をグラフにしました。
5月末ぐらいまではほぼ予測通りでしたが、6月に入って予測より実績が大幅に下回りました。
ホロの予測モデルは、1人が何人に感染させるのかというパラメータを平日と休日に分けて設定しています。
5月の中旬に今後の予測を行う際、その値を4月7日の緊急事態宣言前に戻そうかと思ったのですが、感染対策がかなり強化されていることを考え、若干低めに設定しました。
なぜなら街に出る人が以前と同じ人数に戻っても、マスク着用、ソーシャルディスタンス、テレワーク、時差出勤など3蜜対策がかなり行われているからです。
それでも平日は1人が感染す人数は1より多いため、徐々に増えていき、6月になると第2派が来てもおかしくないのでは?と思っていました。
ところが、5月末までは設定したパラメータ通り増えていったのですが、6月に入って感染力が弱まってきています。
なぜ予測はハズレって行ったのか?
6月から徐々に乖離が出てきたということは、その10日ぐらい前から、新型コロナウイルスの感染力(1人が感染させる人数)が20%ぐらいダウンしているように思われます。町中に出てくる人の数も増えてきていましたし、飲食店も営業時間を伸ばしていた時期でしたので、むしろ悪くなって普通だったのですが。。
気温が上がったから?湿度?紫外線??
一説には新型コロナウイルスも気温が上がると感染力が弱まるのでは?ということもあり、東京都の5月、6月の気温を見てみましたが、5月の下旬に急激に気温が上がったデータはありませんでした。6月からは結構暑いのですが。GWも25度を超える日も結構ありました。決定的な相関はありませんでした。
同様に湿度も見てみましたが特に相関は見られないようです。
紫外線が増えたからかとも考え、日照時間も見てみましたが、これも特に相関は見られないようです。
今後どうなるのか?
結局収束していった原因がはっきりしていないのですが、確実に1人が感染させる人数は抑えられていて、現在は緊急事態宣言中とほぼ同じ状態です。これだけ人が動いているのに、まったく不思議な話です。
で、それを元に予想してみるとこんな感じです。
今後ステップ3→全面解除されていきますが、経路不明の感染者数は10人前後で推移していくと思われます。
日本の大病院が相次いで院内感染を発生させてしまった、防護服を着て徹底的に対策しても防げなかったのが嘘のようです。やはり気候と何らかの関連があるのでは?と思ってしまいます。