こんにちは。ホロです。
前回「土星・天王星スクエアは本当に地震が多いの?」というテーマを切り口に、アスペクトと地震の関係を深堀りしてみました。
結局このアスペクトは地震とは関係なさそうでした。
今回は前回の続きで、地震と関係の有りそうなアスペクトについてまとめました。
トップ3は…
1905年から2020年までの115年間で、日本近海(前回のブログのエリア1の範囲)でM6.8以上の地震が発生する頻度が高いアスペクトは…
1位:金星・冥王星オポジション 82日に1回
2位:太陽・天王星オポジション 90日に1回
3位:水星・土星トライン 92日に1回
でした。
つまり、1位の場合ですと、金星・冥王星オポジション(オーブ5度以内)の日が82回あると、そのうち1回M6.8以上の地震が発生することになります。
わかりやすいのは2位の太陽・天王星オポジションです。このアスペクトは1年間に10日程度必ず発生します。ですので90日に1回ということは、9年に1回ぐらいこのアスペクトの時M6.8以上の地震が起こるとなります。今天王星は牡牛座にいますので、今年は蠍座の時にこのアスペクトが10日間程発生しますね。
4位から6位は…
4位:水星・冥王星オポジション 101日に1回
5位:水星・天王星コンジャンクション 106日に1回
6位:金星・海王星トライン 107日に1回
でした。
6月後半はちょっと揺れるかも?
以上の結果に基づいて考えた時、実はいやなアスペクトが3つ同時に発生する時期が6月後半にやってきます。
発生期間:2021/6/21~2021/6/26の6日間
1位:金星・冥王星オポジション
3位:水星・土星トライン
6位:金星・海王星トライン
の組み合わせです。
過去にこの複合アスペクトが発生したのは69日ありましたが、その時5回もM6.8以上の地震が発生しています。14日に1回の頻度です。
今回この複合アスペクトが6日間発生しますので、地震発生の期待値(可能性)は6÷14=0.43=43%となります。
一番気持ちの悪いのは、月・海王星スクエアも発生する6月24日。
チャートは以下のとおりです。この前後はちょっと揺れるかも?です。満月もありますし…
まとめ
過去のデータを使ってアスペクトと地震の関係を深堀りしてみました。あくまで西洋占星術の切り口で、科学的な切り口ではありません。
6月後半はちょっと揺れそうなアスペクトが複合的に発生します。モバイルバッテリーを満充電にするとか、懐中電灯の電池を確認する、突っ張り棒の緩みがないか確認するなど防災に備える機会になれば幸いです。