ホロの西洋占星術&カウンセリング

西洋占星術を使ったカウンセリング/ホロスコープ/ルーン/心理カウンセリング/認知行動療法

父性と母性とそのバランス

こんにちは。ホロです。
皆さんお父さんとお母さんは必ずいます(いました)よね。
いたからこの世にいるわけです。
ところで「父性」「母性」という言葉は聞いたことがありますか?

母性はよく母性本能とか聞く機会がありますよね。
父性という言葉はあまりい聞かないかもしれません。母性と対になる言葉になります。
では父性って何でしょう?母性ってなんでしょう?

※いろいろな解釈がありますので、ここでのお話はその1つだと考えてください。

男は父性、女は母性ってわけではない

心理学的にも、占いの世界でも父性、母性の考え方があります。
父性は「男性原理」、母性は「女性原理」などと言われることもあります。
父性は男らしさ、母性は女らしさ、というとわかりやすいかもしれません。
ただ、そう考えると、男は父性がなければだめ、女は母性がなければだめみたいな考えになりかねません。
なので、まず、父性、母性を性別と切り離して考えてみるといいとホロは考えます。

父性とは、「社会規範をきちんと守ることを第一に考える価値観」

母性とは、「社会規範や損得といった次元を超えた価値観」

とでも言えばいいのかな?っと思います。

大事なのは父性と母性のバランス

男性でも母性は必要です。逆に女性でも父性は必要。
性別とは無関係に必要な考え方です。
そして、それぞれを適切な場面でバランス良く使うことが大事です。

例えば、会社の人事評価の時に上司が、

「あの部下は自分の言うことをよく聞いてくれるからいい評価してあげようかな?」

とか母性を出してしまい、えこひいきしてしまったらどうでしょう?
この上司は上に立って評価する資格はありませんよね。

逆に、台風で避難してきた観光客や外国人に対して、
「この避難所はこの町に住んでいないと入れません。規則ですから」

と父性を出してしまったらどうでしょう?
プログラムされたロボットと同じですよね。

TPOを考えて使い分けないとこれらの例のようになってしまいます。

まとめ

父性や母性の考え方も時代によって変わってきていると思います。
昔は男は父性的でなければいけないとかありましたが、今では主夫もいますし、男性の育児休暇という考えも当たり前になってきています。

女性はだいぶ前から社会に進出することで、父性を上手く使えるスキルを身に着けていますが、男性も子育てによって、ようやく母性をうまく使えるスキルが身につくようになるのかもしれません。
母性をうまく使える男性が増えることは、社会にとってもすごくいいことではないかと思います。

おまけ

どの占いの世界でも父性や母性の象徴となるものが必ずあります。
西洋占星術の世界で父性といえば、太陽や火星になります。一方母性は月や金星になるでしょう。
タロットなら、父性は皇帝のカード、母性は女帝のカードですし、ルーンであれば、父性はティール、母性はベオークという具合に必ずといいっていいほどそれぞれに割り当てられている天体やカードなどが存在しています。

時代によって父性や母性の考え方も変わってきていますので、占う側もそれを意識して天体やカードなどの解釈を柔軟に変えていく必要があると思います。

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