ホロの西洋占星術&カウンセリング

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グレートコンジャンクションについて考えてみる~その1~

こんにちは。ホロです。

早いもので今年もあと2ヶ月なくなってしまいました。コロナの終息もちょっとわからない状況、オリンピックもどうなるのかわからない状況、アメリカ大統領もどうなるのか…みたいな何も決まらない状況で今年が終わりそうです(泣)

でも時は進んでいきます。星は動いていきます。時を戻そう!ってわけにも参りません。今週から何回かにわたってグレートコンジャンクションについて深堀りして書いてみたいと思います。

グレートコンジャンクションて何?

グレートコンジャンクションは西洋占星術の用語です。占星術でコンジャンクションとは、2つの天体のなす角度が0度になる状態を言います。

占星術では天体同士のコンジャンクションは大きな意味を持ちます。

一番わかり易いのが新月ですね。新月は太陽と月のなす角度が0度の状態です。場所によってはこれが日食になったりします。

グレートコンジャンクションは、天体の中でも木星と土星が同じ星座の同じ位置に来たときのことを言います。2020年12月22日ごろですが、水瓶座でちょうど同じ位置になります。

※グレコンの日付が間違っていたので訂正しました(2020/11/8修正)

グレートコンジャンクションは大体20年に1度の周期で起こります。

グレートコンジャンクションはどんな意味がある?

木星と土星がコンジャンクションを取るということは、わかりやすく言うと「木星」と「土星」が1つになるイメージです。占星術では各天体にいろいろな象意(意味)があります。それがお互い融合して1つになると思えばわかりやすいでしょうか?

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木星+土星=??

グレートコンジャンクション(以下グレコン)も同じように考えると、木星と土星が合体して1つに融合すると考えますが、実は木星と土星は全く異なる意味を持つ天体なのです。

木星は一般的に「拡大・発展」の星と呼ばれていますが、土星は全く逆で「制限・忍耐」の星です。つまり水と油の関係です。どんな天体をイメージすればいいのでしょうか?

誰か擬人化してくれ~~

ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)みたいな発想で考えてみるといいかも…(ちと古いかな?)

いいとこ取りすれば、攻めも強いし守りも強い天体とも言えますし、意見が合わずチームワークの悪いジキルハイド的な天体とも言えそうです。

過去のグレコンで何があった?

1つ前のグレコンは2000年5月末ですが、世界的な出来事で言えばプーチン大統領就任でしょうか?

その前のグレコンは1981年1月頭で、この時はレーガンが大統領に就任しています。攻めにも守りにも強い歴史的人物が誕生するのかもですね。

その前は1961年2月で、1月にケネディ大統領就任でした。

今年は、トランプさんかバイデンさんかなと思いますが、あまりインパクトない感じもします。菅さんではなさそうです。

グレコン自体は世の中の方向性を決めるような出来事が起こるのかなと感じます。

木星も土星も占星術ではどちらも「世代天体」と呼ばれており、社会環境や世相に関連する天体です。グレコンをきっかけに世界的なリーダーが権力を使って世界の舵取りをしていくということなのかなと思います。

今年のグレコンはちょっと違う

ただ、今年のグレコンは今までのグレコンとは大きく違う点が2つあります。実はこちらの方が重要だと思っていますので、次回掘り下げてみたいと思います。

 

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