土星と冥王星のランデブーは何を起こすのか？ - ホロの西洋占星術＆カウンセリング

こんにちは。ホロです。
今年になってから、山羊座にいる冥王星に土星が接近したり、また離れたり、そしてまたくっ付いたりが繰り返されています。
なかなかクセの強い星同士。
おまけに両方ともパワーがある星なので、変な方向にパワーが開放されるといやだなって思っています。

土星と冥王星のランデブーは今年の2月から本格的に始まっています。
今後の動きも含めてまとめると以下のようになります。

土星が冥王星に最も接近するのは2020/1中旬です。
ちょうどこの頃は、太陽も山羊座にいますので、太陽、水星、土星、冥王星が山羊座に集まった状態になります。

冥王星は太陽から最も遠い天体のため、動きも遅く1つの星座に10年から15年ぐらい滞在します。直接その力を表に出すことはありませんが、常にいろいろな天体にパワーを送り込んでいます。

冥王星は「死と再生の星」といわれており、ブルドーザーみたいにど～～～っと全てをなぎ倒して更地にして新しい世界を作る力を持っています。
物理的な破壊再生もありますが、価値感の破壊再構築という意味もあります。

一方土星はなかなか我慢強い天体ですので、冥王星が接近してもそのプレッシャーを受け止めて、すぐにはその力を放出しないと思っていますが、結構長い間プレッシャーの元に居ますので、どこかで土星の堪忍袋が切れるのではと恐れています。

土星は昔からサターンと呼ばれている通り、いいイメージはありません。
厳しい制約や昔からの伝統、やり方を重んじるお堅い考えを持った星で、ルールを破ると怖いペナルティを課してきます。

ですので土星と冥王星がタッグを組んだ場合、何が起きるのか？
いい意味だと悪い伝統や風習がぶっ壊されていい方にいく。
○○○をぶっ壊す！みたいな・・・
悪い意味だとルールを守らない人、組織、国に鉄拳が下される・・・

ちなみに前回土星と冥王星が接近したのは1982/1~1983/10で天秤座とさそり座のあたりをうろうろしていました。
この間今回と同じように接近したり離れたりを何度か繰り返しています。

その間にあったこととして大きな出来事は3つ

ブレジネフ書記長が死去したのは、ソ連の崩壊のトリガーだったのかもしれません。