こんにちは。ホロです。
今回は軽めの話題で行きたいと思います。
みなさんルーン占いをご存知でしょうか?
北欧のルーン文字25文字の書かれた石で占う占いで、タロットと同じ卜術(ぼくじゅつ)の仲間に入ります。
ホロはもともと天然石が好きなので、ルーンは親しみやすく好きな占いです。
ただ、カード占いやサイコロなどを使う占いの中では、タロットの人気が高く、ルーンはメジャーな占い(人気がある)とはいえません。
理由は、たぶん、タロットカードは絵柄が特徴的で、カードを見ただけで大体そのカードの意味がイメージしやすいという点がい大きいのかなと思っています。
ルーン石に書かれた文字からは、その文字の意味することが何なのか?が直感的にわかりにくいですね。
それは相談者だけでなく占う側もそうではないでしょうか?
今回はルーンを学ぶ上でのお勧めの本をご紹介したいと思います。
あくまでホロのお勧め順です。
ちょっとマイナーな占いなので本もあまり多くの種類は出ていません。。。残念です。
参考になれば幸いです。
価格:8,800円 |
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1.実用ルーン占い
KAZさんの書かれた本です。
まず、ルーンもタロットもそうなのですが、そのカードや文字の解釈(正位置、逆位置)を覚えるだけでは占いはできません。
そのカードや文字の持つ根本的なイメージ、本来の意味が大切になります。
そのイメージを元にいかに解釈を膨らませることができるか?でリーディングができるのではないかと思います。
そういう意味で、このKAZさんの本は秀逸だと思います。
例えば、「シゲル」というルーン文字があるのですが、これはSUN(太陽)をイメージする文字です。タロットで言えばTHE SUN(太陽)のカードです。
西洋占星術でも太陽は明るく周りを照らし、自ら輝く主体的、能動的ないい意味で使われますが、KAZさんの解説では、そういったいい面だけでなく、太陽もぎらぎらしすぎたらウザイ点をきちんとわかりやすく解説しています。
春の太陽はやさしい暖かさを感じますが、猛暑時の刺すような殺人光線的な太陽は勘弁してほしいですよね。。タロットで言えばSUNの逆位置ですかね。
あと、それぞれのルーン文字の解説の後に、似た意味を持つルーン文字を取り上げて意味の違いを比較しており、それがさらに理解を深めます。
読み物としても面白いですし、文字の持つ意味の納得感も高いので1番のおススメです。残念な点は、表紙がペロリンと丸まってしまうことです。笑
2.悩み解決のヒントが得られるルーン占い
藤森緑さんの書かれた本です。
この本は、各ルーン文字ごとに、正位置、逆位置の解釈をわかりやすくまとめてあります。また占うテーマ(占的)ごとに書かれているので非常に使いやすいです。
ただ、この本だけですと、卜術で一番大事なそれぞれのルーン文字の解釈がなんでそう解釈されるのかについては詳しく書かれていません。
すでに知識がある方がハンドブックとして使う本になります。
なので、この本だけではルーン占いはできません。なので2番目です。
ま、用途が違うわけです。
実用ルーン占いとセットで使うのがいいと思います。
悩み解決のヒントが得られるルーン占い (説話社占い選書) [ 藤森緑 ] 価格:1,100円 |
3.ルーン・オラクル占術
鏡リュウジさんの書かれた本です。
この本の最大の特徴は、本に加えてルーン占い用のカードがセットになっていることです。ルーンストーンを買う必要がなく、この本についているカードを使えば占いができる点がいいですね。
本については、鏡さんらしく神話の解説がたくさんあり、そこから連想や解釈につなげています。ですので、イメージを膨らますことはできますが、その膨らまし方については正直わかりにくいかと思います。
ルーンにまつわる神話や心理的な面の読み物としては非常に面白い本です。
ただ、ルーン占いの実践と言う観点ですと3番目になります。
この本のように解説本とルーンストーンが一緒になっている本もありますが、お高いです。なので、1と2を買って、ルーンストーンはネットで自分のお気に入りのものを買うのがいいと思います。
決定版ルーン・オラクル占術 (エルブックス) [ 鏡リュウジ ] 価格:3,520円 |
最後に
ルーンはちょっとマイナーな占いですが、他の占いと合わせてやってみたりすると面白いのでは?とホロは思っています。
相談者に袋の中からルーンを選んでもらえば、相談者にも楽しんで貰えますしね。
石もネットでたくさん種類が出てますので、そういう意味ではライダー版やマルセイユ版といっただいたい種類が限られるタロットより、自分の好きなルーンを選べるところは楽しいと思います。