ホロの西洋占星術&カウンセリング

西洋占星術を使ったカウンセリング/ホロスコープ/ルーン/心理カウンセリング/認知行動療法

占いはどうやって学べばいいの?~その2~

こんにちは。ホロです。

今日は前回に引き続き、占いを学ぶポイントについて紹介したいと思います。今回は実際にホロが学んだ都内の大手占い学校のことを中心に、スクールで学ぶメリットデメリットや、注意点についてまとめてみます。

あと、タロットをスクールで学ぶ(独学でも似たことは起きるのですが)注意点について余談として書き留めておきたいと思います。

前回の記事はこちら↓

blog.stella-triangle.com

※ホロは西洋占星術とタロットを学びました。ですのでその2つの講座を中心にまとめています。

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教皇

都内某占い学校の特徴は?

ホロが通ったこの学校(以下Aとします)は、対面の授業が中心です。なので、地方の方は残念ですが、上京しないと受けることができません。インターネットでの講義は現在やっていませんし、基本的に対面でやっていくことをポリシーにしていますね。

ホロが習った西洋占星術とタロット以外にも、東洋系の占術(四柱推命、紫微斗数、断易)や手相などもやってます。

特徴はじっくり基礎を学べること、実習が充実していることです。

西洋占星術で言うと、週1回のペースで基礎的な座学(ハウス、トランジット、プログレスまで)が約1年ちょっとかかります。その後に実習が半年ほど必要になります。

タロットだと大アルカナの座学で半年、その後大アルカナの実習がだいたい3か月、小アルカナの座学が半年、その後の実習が3か月といった具合です。

もちろんタロットと西洋占星術を並行して学ぶことはできます。でもそのくらいの時間がかかります。

どんな人に向いている学校か?

学校のポリシーがじっくりと基礎をしっかり学ぶことを重視していますので、本気で占い師を目指すのであればいい学校です。基本的に占い師は複数の占術を習得して、ケースバイケースで使い分けます。タロットだけ、西洋占星術だけでは長い目で考えるとやっていけないと思います。もちろんタロットを極める、手相を極めて行くという道もありますので否定はしませんが、占術には得意不得意があります。相談内容に対して無理やりその占術で占ってもいい占いはできません。

また、短期で習得したい方には向いていません。まずは時間がある人、時間を取れることが大前提ですね。週1回~2回を1年以上継続できる時間があるか?さらにそれだけお金をかける余裕があるか?です。

授業料は、他の学校と比べると安いと思います。週1回1コマ80分の講義・実習で3か月で12回の講座が4万円ぐらいです。

※講座によっては2コマ連続のものもありますが、2週毎になってますので、3か月で見ると12回になり週1回ペースと変わりません。

どんな学生さんがいるの?

前回のブログの通り、占い師を目指している人、今の仕事の付加価値として占いを覚えたい人、自分をもっと知りたいなど自分目的の人などさまざまです。

仕事をしながら週1~2回通っている方が多いです。あとは、すでに占い師として活動を始めている方もいます。さらなる実践力をつけることや他の占術を習得するといった目的のようです。

また、習得するのに時間がかかりますので、通いながら占い活動を開始する方も結構いらっしゃいます。ま、占い師は資格が必要なわけではありませんので、電話占いなどでバイト感覚で経験を積むのも戦略的には全然ありです。

基本的に学生さんはコツコツ型で真面目な方が多いです。

でも、実習まで受ける方は半分ぐらいでしょうか?座学の段階でも少しづつ減っていきますね。なかなか継続するのが難しいのかもしれません。それぞれの事情がありますし、そもそも占い師に簡単になれると思っていた方もいるのかもしれません。短期的に習得したいのならやはりA学校は向いていません。

ホロの場合ですと、西洋占星術は学生時代から続けていましたので、この学校では西洋占星術の講座は体系的に基礎を再確認するような目的で受講しました。

一方タロットについてはまったく知識がありませんでしたので、ゼロからの学習でした。タロットを学ぶことで西洋占星術とタロットの関連性やシンクロニシティといった心理学的な面での関連性を考えることができるようになり、奥深さを感じることができました。

ライセンス制度について

ほとんどの講座が3か月単位(半年単位のもあります)で、終了すると単位(修了証)がもらえます。実習まで終了すると、A学校独自のライセンスですが取得可能になります。一応試験があります。

ただ、これを取得することを目的にA学校に入ることはお勧めしません。あくまで占い師になるためにA学校があなたにとって一番いいかどうかで決めるべきです。このライセンスがあるから占い業界で通用するわけではないからです。それに、実際このライセンスを取得できる人はごくわずかです。年間の学生さんの1割以下だと思ってください。ライセンスは結果であって肩書ではありません

最大のメリットはグループ実習にある

さて、いろいろ書いてきましたが、実はこの学校の最大のメリットは「実習」にあると思います。

実習は基礎の座学が終了している人しか受けられない講座です。実習はその名の通り、同じ講座の仲間やサンプラーさん(他の講座の人や学校に通っている方の知人など)を相談者として、実際に占いを行い、先生が指導してくれる授業のことです。

実は、誰かの弟子になれば別ですが、自分の占いについてきちんとした知識を持った人がコメントしたり注意してくれる場面がないのが占い師の特徴でもあります。

自分の占いって間違ってないよね…

常に付きまとう不安です。

そのため、お互い占い合って、それに対して先生(プロ)が指摘してくれる場、これが最も腕を上げられる環境だと思います。

ですので、プロになってもこの実習に講座を取って自己研鑽している方もいらっしゃいます。そういう意味でもここの学生さんは「真面目」だと思いますし、ここのライセンスを持っている方であれば、占いをきっちりと教えてくれる先生としてお勧めできると思います。

まとめ

ホロが通っていたA学校についてホロの感想を入れながら紹介しました。じっくり型ではありますが、しっかりした知識や占い師としての考え方も教えてくれます。また、実習は自分の占いがどうなのかを客観的に見るには絶好の場なので、お勧めですね。

なんか長くなってしまったので、書こうと思っていた以下の余談は次回に回します。すみません!

  • ネットで「占い教えます」はピンきり?
  • タロット本を読み漁ってはダメ!