こんにちは、ホロです。
さて、今回は冬至図を読んでみたいと思います。前回の秋分図とはだいぶ違っています。でも春分図とは共通点も多くあります。また、冬至図は来年の春分図につながっていきますので、流れも踏まえながら占ってみたいと思います。
今年の春分図のブログはこちら↓
ちょっと今年の振り返り
今年もあと少し。振り返ると社会的にはいろいろありましたね。個人的にも母がなくなったり(老衰)、相方がぶっ倒れたりと大変な年でした(コロナではないですよ)
新型コロナの影響はまだまだ続きそうなので、この環境でできること、変えないといけないところは変えて、順応して進化していきたいなと思います。順応できないと恐竜のように滅んでしまいますので。
今年の冬至図の特徴は?
さて、今年の冬至図はこんなです。今年の冬至は12/21 19:02頃です。冬至図は冬至から来年の春分までの世相を反映していると言われています。
まず、目につくのは、MC(天頂)に火星がピッタリくっついている点でしょうか?
冬至の夜に、真上に赤い火星が輝いているってベテランの占い師さんだと震え上がって頭を抱えそうな配置です。というのも、昔から火星は「災の星」とか「凶星」と呼ばれていたからです。北斗の拳で言えば「死兆星」みたいなイメージです。
現代の占星術ではそこまでヤバい読み方はしませんが、火星は扱いづらい星であることは間違いありません。文字通り「火」ですから、ちゃんとコントロールしないとやけどしますし、あっという間に燃え広がってしまいますので。
前回の秋分図ではこのMCに海王星がいました。秋分図では「夜霧」と解釈しましたよね。今回この火星を例えるなら「爆発」でしょうか?
国民の不満が爆発して政権危うし?
天頂に輝く火星がなぜ爆発なのかと言うと、それは火星が冥王星とスクエアのアスペクトを持っているからです。冥王星が火星に絡むと、火の力が長引くか貯めて一気に放出されるかどちらかかなと思っています。今年このアスペクトを夏頃に持っている時期がありましたが、そのときは世界あちこちで爆発事故が発生していました。なので、スクエアの場合はじわじわより爆発系かなと考えています。
単純に火星が爆発すると考えれば「工場の爆発」とか「火山の爆発」となりますが、今回の爆発は何かと考えると「不満の爆発」かなと考えています。
火星の爆発のエネルギー源は冥王星です。冥王星が今回のチャートでどこにいるか?と見てみると、国民の健康や雇用を示すところにいるのです。
このハウスには木星と土星もいて、コロナによってアクセルとブレーキを踏みながらなんとかやってきた国民のストレスが溜まりに溜まっているハウスです。その溜まったものを冥王星が火星に流し込むわけです。火星のいるハウスは政府や首相のハウスですから、国民のたまり溜まったものがついに政府に対して爆発するのでは?と考えます。
さらに、政権や首相を表わす太陽は国民を表わす月とスクエアです(ちょっと離れてますが)国民と政権の間は色んな面でギャップがあるようです。そして月は海王星と弱いコンジャンクション。今までの不安はそう簡単にはなくなりません。
コロナの影響は?
11月後半から感染者数も増加、大都市圏だけでなく地方にも拡散しています。木星と土星がコンジャンクションですので、今まで通り増えたり減ったりの繰り返しになりそうです。医療関係、消防、救急も冥王星や土星のプレッシャーのためしんどい状況は続きそうです。
一方世界の状況を見ると、春分図と同様カイロンが9ハウスにいて、ワクチンの接種が進むようです。春分図を読んだとき、意外に早く薬やワクチンの開発が進んでいくのでは?と読みましたが、まさにそのとおりとなりました。今後もワクチンの接種は進んでいくでしょう。また、月が9ハウスにいますので、国民はこの世界の状況を見て憧れの感情=いいなあ~って思ってますね。俺たちはいつまで我慢するんだよ!って。
政治はどうなる?
前述の通り、国民の不満が爆発しそうです。感染対策面、雇用面、医療面などの大変さに関して、政府側と現場の間のギャップがあるせいでしょうか?支持率は低下するでしょうね。
あと、政府を示す部屋に変化の星天王星がいますので、いろんな面の政策の変化がありそう。今回水星とのアスペクトがいいので、情報関係での良い変化となりそうです。政府内の改革や政府主導の各業界の改革が進みそうです。
1)コミュニケーション手段=携帯料金の見直し
2)デジタル化、IT化
経済面はどうなる?
経済面は、雇用面の厳しさは前述のとおりです。ただ、国家の財政面は安定しています。予算は用意できたってことでしょうか?
でも、赤字国債に対しては国民はよく思ってないようです。
一方、株や投資関係はアメリカの影響を受けます。ちょっと先行き見えない状況になりそうです。
お天気は?災害は?
ASCが火の星座ですし、MCに火星もいますので暖冬になりそうです。地震や自然災害はあまり心配なさそうです。来年の2月は天体の配置が悪いので、地震や火山の爆発の危険がかなりあると思っているのですが、日本じゃないのかもしれません。
何かいいことはないのかい??
悪い事ばかり書いてきた感じになってしまいましたが、明るくなりそうなこともありそうです。分野的には、エンタメ界や芸能界、スポーツ関連で嬉しい話題があるかも。あとは、国民的な人気のある方の結婚や出産、大ヒットなど。皇室の嬉しい発表にも期待です。
まとめ
今回は冬至図から今後3ヶ月を見てみました。秋分図では漠然とした不安が潜伏している状況になっていましたが、今回は目に見える形で黙ってない状況が表面化しそうです。厳しい状況はもう少し続きそうですが、火星の影響を受けて些細なことや関係のない人に当たり散らさないように気をつけていきたいと思います。