ホロの西洋占星術&カウンセリング

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グレートコンジャンクションについて考えてみる~その3~

こんにちは。ホロです。

2回にわたってグレートコンジャンクション(以下グレコン)について書いてきました。1回目でグレコンの説明と特徴について、2回目で今回のグレコンの特徴の1つである、ほぼ同時に起こる木星と土星の星座移動について書きました。

blog.stella-triangle.com

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今回はもう1つの大きな特徴と言えるミューテーションについて書きたいと思います。

ミューテーションとは?

ミューテーションとは、グレコンが発生する星座のエレメントが変わることを言います。エレメントとは12星座を4つの性質(火地風水)で分けたときの分類です。

今回のグレコンは水瓶座=風の星座で起こるのですが、実は今後約200年近くに渡ってグレコンは風の星座(水瓶座、双子座、てんびん座)で連続して起こります。今年のグレコンはその最初のグレコンとなり、それをミューテーションと呼んでいます。

つまり、ミューテーションは約200年に1度のイベントということなのです。

 

過去200年は地の星座だった

正確に言うとちょっと違うのですが(※注1)、大きな流れで言うと過去200年は地の星座(牡牛座、乙女座、山羊座)でグレコンが起こっていました。それが今回から風の星座に変わるのですから、200年レベルのスパンで起こる、長期的変化が起き始めるのではないか?と言われているわけです。風の時代への変化と言われたりします。

ホロはこの変化について、すでになんとなく予兆として感じています。

大きな流れは「境界線の変化」?

200年レベルのゆっくりとした変化だと思っていますので、私達が感じられるレベルでもイメージできるレベルでもないかもしれません。でも、ホロが風の時代のキーワードだと思うのは、境界線の変化だと思っています。

境界線の変化とは何か?

それは、今までの境界線がきっちりした世界=場所や組織の枠など境界が目に見えていたり明確だった世界とは違う世界です。

つまり、場所に依存しないけど組織とすれば成り立つコミュニティです。

例えば、会社に所属するということ、同じ空間=勤務地で仕事するということ、部署の縦割り、役割の縦割り、責任分解点などがなくなり、コミュニティの形がもっと違った線引きの仕方や定義に変わるということだと思います。もしかしたらそういった線引自体無くなってしまうのかもしれません。

すでにテレワークやワーケーションなど勤務形態の変化=空間超えの状況は始まっています。今後勤務地という概念がなくなってしまうかもしれません。

組織や役職も、もしかしたら会社に所属するという概念も変わっていくかもしれません。ノマドやジプシーみたいな感じでしょうか?

家族の定義も変わっていくのではと思っています。空間を超えた家族のあり方が進んでいくとか、学校や大学ではクラスやクラスメイトという概念も変わっていくかもしれませんね。

コミュニティという意味ではすでに、ネットの世界でのコミュニティ=SNSの世界やネットゲームの世界のコミュニティなど普通になってきています。こういった仮想のコミュニティがもっとリアルに近い状態でコミュニケーションできるようになっていくのかな?なんて思ったりします。攻殻機動隊SAOっぽいですね。

お金の概念も仮想化されていくのでしょうか?

もっとイメージを膨らませると、国家の定義や境界線も変わっていくのかな?とか

今想像できる範囲はこんなものですが、200年も経てばもっと想像できない状況になっているのでしょうね!

まとめ

ミューテーションは長期的な変化ですので何がどう変わったかは歴史が整理するものかもしれませんが、モノや目に見えるものを基準にしてきた地の世界観から、目に見えないものや別の価値基準に基づいた風の世界観に変わっていくのではないかと思っています。200年後には惑星間で普通にコミュニケーションしているかもしれませんね。

 

※注1

過去のグレコンですが、1981年の時はてんびん座(風)でしたが、2000年の時はおうし座(地)でした。一回風のグレコンがありましたが、連続して起こるのは今回になります。この風のグレコンの20年間(1981年~1999年)で特徴的なことは、コンピュータの普及とインターネットができたことだったのではと思っています。ヒト・モノ・カネと言われた時代に、「情報」が加えられ、今や情報を制するものが世界を制するというぐらい重要視されています。風の時代は情報、空間超え、仮想がキーワードになるのは間違いなさそうです。

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